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介護士の給料事情を大公開!薄給で生活できないって本当?

2023年9月25日

介護士はきつくて給料が低いイメージがあると思います。

実際にはどうなのか?現役介護士が解説します!

介護士の平均給料

厚生労働省の「介護従事者処遇状況等調査結果」によりますと、介護士の平均月収は31.7万円だそうです。

これは手当や一時金込みの金額なので、12ヶ月分にすると年収は380万円という事になります。

国税庁の「民間給与実態統計調査」では、日本における給与所得者全体の平均年収が443万円ですから、世間のイメージは間違ってはいないという事になります・・・。

しかし、これは平均ですから、資格の有無、経験の有無、施設によって給料は当然変わります。

保有資格平均月収
無し268,680円
初任者研修300,240円
実務者研修302,430円
介護福祉士331,080円
出典:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」

このように、資格を持っているのと持っていないのでは給料に大きく違いが出てきます。

ですので、介護の仕事をするのであれば出来るだけ早く資格を取ることをオススメします。

資格を取る為のお金がない・・・とい方には職業訓練という制度がありますよ!

介護施設によって給料が違う?

介護士が働く施設はたくさんの種類があります。

その種類によっても平均月収に差が出ています。

施設常勤の平均月収
介護老人福祉施設
(特別養護老人ホーム)
348,040円
介護老人保健施設339,040円
訪問介護事業所315,170円
通所介護事業所
(デイサービス)
275,620円
認知症対応型共同生活介護事業所
(グループホーム)
291,080円
出典:厚生労働省「令和4年度介護従事者処遇状況等調査結果」

やはり夜勤を伴う施設が給料が高い傾向があります。

単に給料が違うのではなく、夜勤をする事によって手当が1回当たり4000円~1万円出るからなんですね。

ですので、夜勤をしたくない方は安くてもデイサービスを選んだり、逆に稼ぎたい方はたくさん夜勤をしたり、働き方を選べるのも介護職の魅力だと思います。

介護士で給料を増やすには

介護職で給料を増やす一番の近道は、まず

資格を取る事です。

取れば取るほどもらえる手当が増えます。

もしも資格を取ったのに給料が増えなかったら、その資格を武器に転職しましょう。

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②夜勤を増やす

夜勤の勤務は1回の出勤で2回分の労働になりますので休みが増えますし、手当があるので給料が増えます。

さらに、夜勤専従という働き方もあります。

夜勤のみであれば出勤日数が少なく、同じ時間の勤務なので生活のリズムを整えやすいです。

夜勤は人数が少ないので責任が増えたり大変な面もありますが、日勤よりは業務も少なく楽だと思っています。

夜起きているのが苦にならない方なら夜勤専従はオススメです。

ちなみに私は夜勤専従で月収が33万くらいなので、まぁまぁ満足しています。

③副業をする

夜勤専従の方の中には、副業で派遣の夜勤をしてる人もいるようです。

夜勤からの夜勤てかなりきつそうですが、派遣は時給が良いので稼げるみたいですね。

まぁ、介護の副業で無くても、空いてる時間のうち数時間だけタイミー等で別のバイトをしたり、ポイ活や投資をしたり、色々とあると思います。

私自身はあんまり面倒な事はしたくないのでポイ活と積み立てNISAくらいしかしていないですが、体力とバイタリティーがある方は副業してみても良いのではないでしょうか。

④転職する

給料や待遇面に(人間関係でも)不満があればすぐ転職出来るのも介護職の良いところです。

転職によって待遇が良くなる職種ってそうそうないんじゃないかと思います。

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まとめ

介護士の給料は他の職種よりも低めでしたが、資格取得や夜勤等で上げる事が出来ますので、その方の頑張り次第です!

そして、需要はあるのに深刻な人手不足ですから、2022年から始まった『介護職員処遇改善臨時特例交付金』もありますし、今後さらに政府が処遇改善をする可能性はあります。

もしかしたら近い未来には低賃金とは言えなくなる日が来るかもしれません。

給料

Posted by hyougakiotoko