このページはプロモーションを含んでいます。

母がおかしくなった話⑤~精神科、その後~

前回、精神科で抗うつ剤をもらった母。

以前、抗うつ剤を飲んだ時は頭が重くなるからとすぐに服用を止めた事があるので、今回は絶対飲めと念押ししましたが、素直に言う事を聞いたのでしょうか。

一応父にも監視を頼みましたが、どうなることやら・・・。

うちの両親はどっちもおかしかった

2023年8月以降、余命が近いと思い込んでる母は父に詰め寄る回数が増え、父も「毎日お母さんに色々言われて嫌だ、ストレスが溜まる」と言っていました。

私は、ならば家の中でなるべく話さないようにしてくれと言いました。なんなら1階と2階で分かれて生活してくれと。

2人が話さないでいてくれれば父もストレスが溜まらないし、母は私に電話してこないwin-winな状態になるなと、良い考えだとその時は思いました。

父が母にはっきりと「ガンは転移していないし余命もない」と言わないので、母は不安定になって私に電話してくるという側面もありましたので。

しかし、実は父の方から母にいちいち「足(の痺れ)は大丈夫か」「体はどうだ」とか聞いていたのです!!!

身体の事を聞かれた母は、「聞いてくるという事はやっぱり状態が悪いんだ!!」と思い込んで居てもたってもいられなくなり、私に電話するという流れでした。

母は相手の言葉尻を捉えて、全ては「末期ガンだから」「もう助からない」という結論に至る思考回路になっていたのでした。

例えば、「足が大丈夫か」と聞かれれば、「きっと足の状態が悪いんだ。痺れがひどくなって歩けなくなる」と思い込む。

「体が大丈夫か」と聞かれれば「きっともう助からないくらい悪いから聞いてくるんだ。じゃあ余命はいつだ」と思い込むといった具合です。

母の方から父にしつこく絡んで行くと思っていたので、まさか父が余計な事を言って母を揺さぶっていたなんて、本当に脱力しました。

8月に入ってからは、母から電話が来たときは父にも電話を替わってもらい、父に「母と話さないでくれ」と再三頼んでいたのに・・・。

毎日私に同じ内容で電話を掛ける母をどういう気持ちで見ていたんだろう。

しかも、ずっと父の前で何度も何度も母に「転移してない、余命はない」と言っていたので父はわかっていると信じ切っていました。

ただ、母を突っぱねられないだけなんだろうと。

それなのに先日、「入院するのに診断書とか必要なのか」などと聞いてくるではありませんか。

理解していないのは父も同様だったわけです。

精神科に行ってからの電話の内容

精神科に行った日、かなり厳しく余命の電話をやめろって言ったし、薬も効けば電話攻撃止むかなと思っていましたが、それでも次の日からまた掛かってきました・・・。

精神科翌日は

母「具合悪いんだよ~」←じゃあ薬飲むの止めたら?と言われるのを待っている。当然飲み続けろと言う。

父「お母さんがずっと寝てて具合悪そうで心配だ心配だ」←知るかほっとけ。

と二人だけで大騒ぎです。

きっと母が具合悪いから抗うつ剤が良くないと言って、父も同調してるに違いありません。

いつもこうです。

母「具合が悪いよ~抗うつ剤が悪いんだよ~」

父「お母さんは具合が悪い。抗うつ剤が悪い」

母「え、そうなの?お父さんがそういうから私の具合が悪いのは抗うつ剤のせいなんだ~」

ってなもんです。頭の悪すぎる会話でお恥ずかしいですが、いつもこうなのです・・・。

体の不調については、抗うつ剤の副作用があるかもしれないと先生も薬剤師さんも自分も合計5回くらいは言ったんだけど、相変わらず聞いてないのか覚えていないのか。

父にも言ったんだけど、2人ともダメです。

でも一応息子である私に意見を求めて来るのでまだマシかな・・・。勝手に薬をやめられるよりは。

そしてその次の日。

母「今日はね~症状はないんだけどやっぱり自分の身体の状態がわからないと病院に行けないよ。先生に本当の事聞きに行った方がいいよねぇ?」←症状とか本当の事って、まだそんな事言ってるわけ?

父「お母さんは本当に大丈夫なのか。入院が必要なんじゃないのか。お前の言う事は信用出来ない」←???

母は相変わらずなんですが、父は母の考えの方を支持した事を表明しました。

えー、今まで私と母の言い分を聞いてそういう結論になるんだ。

今まで必死に大丈夫なんだよと伝えてきたのに無駄だったわけですね。

そんなに不幸でいたいならどうぞお好きにという感じです。

とりあえず2人を相手にするのも面倒だし、心底ガッカリしましたので「もう知らん。関わらないでくれ」とだけ言って電話を切りました。

電話に出ないようにしたら毎日LINE

次の日からはLINEになりました。

どうにかして構ってほしいみたいです。

母LINE「来年保険金解約して太郎にあげます。あとお父さんがショック受けてます」

ハァ?なんで急に保険金の話?てか金欲しいと思われてる?

で、父がショック受けてるって、信用できないって言われたこっちの方がショックだってわからんもんか?

この夫婦アスペ???

めんどくさくてもう返信しなかったんですが、この後も毎日LINEは来ました。

何故か保険金は妹と二人で分けてくれとか、そんな内容もありました。

心配しなくても相続は法定通りにするので返事はしませんでした。

そして精神科から約1週間後↓

母LINE「今までの猜疑心がなくなりました。昨日抗うつ剤を飲まなかったら今日体調が良いのでもう抗うつ剤は必要ないと思う」

ん?なんで?

電話でくわしく聞いてみると、「今までずっと家族の事を疑っていたけど、そういう気持ちが消えた。自分が間違っていた」との事。

一応今の自分の状況を話させたら「検査で問題なかった」と言えていたので嘘ではない様子(ちょっと信じがたいが)。

だけど抗うつ剤をやめるなんてもってのほかです。

今の気持ちも抗うつ剤が効いているだけかもしれないのでやめたら元の木阿弥でしょうし、どうも抗うつ剤をやめたら体調が良くなると思い込んでどうにかしてやめたがっています。

父も同じで薬を飲むと寝たきりになるからかわいそうだそうで。

そこを乗り越えないと効くか効かないかもわからないだろ!と絶対に薬をやめないように言いました。

そしたら次の日は妹から切羽詰まった感じで電話が来ました。

内容は

  • お父さんが心配
  • お母さんが「今日入院してきます」と言っている
  • まだ余命がどーのこーのと言っている

前日に「家族への猜疑心が消えた」とか言いながら次の日にこれです。

やっぱりあれは一時的なものなのか、はたまた私に構われるために嘘をついたのか。

そして、今までの私への余命電話攻撃が妹へ移ったと考えられます。

妹は父と似ていて「お母さんがそう言うならそうかも」と流されがちなので、洗脳されそうになったけど、なんとか踏ん張ったようでした。

私のように強めに否定出来ない性格ですから、母にも父にも色々言われてすごくパニックになっていて気の毒でした。

とりあえず「ほっとけ」と言っときました。

何を言っても通じないんじゃ無視が一番です。

今のところ他人に迷惑をかける感じではないので放置で大丈夫でしょう。

(ガンの方も精神科も、病院には無駄に電話したり受診したりして迷惑かもしれませんが)。

そしてまた次の日は、8月31日でした。

母の言う余命最終日です。

母LINE「私が間違っていました、すみませんでした」

・・・・そんな事言って次の日には妹にまた余命だとか入院とか言うんでしょ?

まだまだ安心は出来ません。

とにかく詐欺が心配

話は前後するんですが、精神科に行った次の日くらいにかんぽ生命の人が母を訪ねてきたそうなんです。

で、母から「なんでうちに来たの?」と聞かれました。

いや知らんし。なんの話をして行ったのか聞いてもわかんない、契約確認じゃないのと聞いてもわかんない、父もいたはずなのに「何もわかんない」。

何やら私が何か根回ししてるような言い方で、何度も「かんぽの事なんて知らないよ」と言っても信じてくれません。

しょうがないのでかんぽに電話して聞いた所、契約内容の確認で訪問していて「固定電話の番号しか登録していなくて、携帯の番号を新たに登録した」だそうです・・・。

固定電話は以前解約してたから、通じる電話番号を登録したって事なんですが、

自分で携帯の番号書くなり伝えるなりしたんだよね?なんでそれ忘れちゃうの?

てかよくわからないのに家に上げて情報渡しちゃうの?

こんな恐ろしい事があるでしょうか。

家に大人が二人いて、どっちも何しに来たかわからない人に言われるがまま情報を渡すなんて。

これが詐欺師だったら全財産取られてますね。

は~老人ホーム代は取っといて欲しいんだけど。

しかも妹にも「お兄ちゃんがかんぽの人を寄越した」とでも言ったらしく、妹からも「なんでそんな事したの」と・・・。

妹よ、なぜそこまで母の話を鵜呑みに出来るんだ。

今までの経緯を見てきてそれでも母を信用するのか?

一応妹には違う事を言いましたが、母は一度思い込んだら覆らないので結局私が呼んだと思ったままです。

妹にも後日、「お兄ちゃんがかんぽの人を寄越した事を認めたよ」と嘘までついて・・・。

母には色々とガッカリです。

あ、何度も保険金の話をしてきたのは『かんぽを息子が呼んだから保険金を狙ってるはず→保険金あげるって言っとこう』になったのかもしれません。

ちなみに母は思いついたらすぐ私に電話してくるので、体がつらいだとか余命だとかかんぽの事とか、その都度電話してきます。

1日に何度もですのでこっちの頭がどうにかなりそうです^q^

とりあえずこれで終わりです

母の中の余命の期日は過ぎましたので、死ななかった事で心境に変化があれば良いと思います。

あとなんとか抗うつ剤が効いたら良いのですが・・・。

また何かあれば書いていこうと思います。

9月某日追記

早速何かありましたので書きたいと思います。

8/31に母が「自分が間違っていた」とLINEしてきた翌日には、妹に対して母から「病院に行く」、父からはSOSを出したようで困った妹から電話が来ました。

あれ?デジャビュ?

二日前に全く同じ事があったような・・・。

そしてまた次の日は私に対して「猜疑心が消えた」とLINEしてきて、さらに次の日はまた妹に、といった具合で1日おきにそれぞれに逆の事を言ってます。

文章だとわかりにくいので表にしてみました。

日付メッセージ(電話orLINE)対応
8/31母→自分「猜疑心がなくなりました」無視
9/1父→妹「お母さんから責められる、助けて」
母→妹「病院に行ってきます」←心配されたい?
妹→自分「助けて><」
自分→妹「ほっとけ」
9/2母→自分「猜疑心がなくなりました」無視
9/3父→妹「お母さんから責められる、助けて。お母さんがお父さんと一緒にいたくないのでホテルを取ってくれ」妹→自分「助けて><」
自分が家族のグループLINEでホテルの電話番号送る。妹に連絡するなと添えて。
9/4母→自分「昨日は勘違いでした。すみませんでした」
母→自分「ありがとう」
両方意味不明で無視
こうして見ると父は私ではなく、妹に助けを求める傾向がありますね。

妹もアワアワしてるだけで何も助けられないんだけど。

そして母は私に脈絡のない事を言ってきます。

9/4なんて、なんで私に謝って感謝してるのかわからず困惑しています。

その前の日のホテル騒動は、妹に怒涛の連絡が行ったみたいで、その日結婚式への出席があった妹は鬼電が来る事へ恐怖していました。

電話が来たら出ないといけないと思ってるみたいだったので、着拒しろと伝えておきました。

というか、ホテルの予約なんて自分で出来るはずなのに、妹に頼むあたりただ心配されたいだけのように感じます。

心配されたがりは母だけでなく父も同じみたいです。

そして妹は両親から何か言われると言葉通り受け取って大げさに心配しちゃうんだよなぁ。

そんなに心配しなくても好きにさせておけばいいのに、と思います。

結局あの日はホテルは取らなかったようです。

それより父が助けてと言いながら、「お母さんがお父さんといたくない」というのが意味がわからない・・・。

一緒にいたくないのは父の方ではないのか・・・?